大仙市調査2008年10月14日 20時11分08秒

県道10号線沿い
実は,田沢湖へ向かう途中に目をつけていた露頭。
今日は午前だけの講義で,午後の講義は教授が岩手出張のために不在。なら,行ってしまえということで自主調査に切り替え。

大仙市の県道10号線沿いは露頭の銀座。
よりどりみどり…その中でも近寄りやすいものに目をつけていた。

しかし,実際に近づいて手でふれて観察して…

なんじゃぁこりゃ~

火砕流堆積物らしきもの,軽石や凝灰岩,炭化木,砂岩,礫岩,泥岩,地層は水平になってたり,傾斜不整合になってたり。

図幅で見てみると,西黒沢層相当の地層らしい。
須郷田層とか,大森層とか,砂子渕層とか,権現山層とか地区によって名前が違ってああややこしい。
いずれにしても,火山由来のものが多くて,んでもってちょうど日本海が開いた頃のものだもんだから,浅海性の堆積物もあっててんやわんや。

とりあえず写真はとったけど,使えないなぁ。こりゃ。
地面を流れる水に海水のかほりを感じたのは気のせいか。

空振りの調査でござった。